たまのさんの靴 <KUMIHIMO>

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日本から帰ってきて、お友達のたまのさんの靴屋さん「Tamano Paris」に行ったら、注文していたサンダルができあがっていました。
人生初のオーダーメイドの靴。
そして、わー!やっぱり注文してよかったー!!と思いました。
個性があるのに、かといって変に靴だけが目立ちすぎず、シンプルな服を引き立ててくれ、そして何より大切な履き心地もとても気持ちいいのです。
この靴は、日本の伝統技術、組紐をサンダルのデザインに取り入れたものですが、他にもいろいろなデザインや色があって、あれこれ注文したくなります。
ずっと前々から、演奏の時に履く黒いテレンとした素材のパンツにあう黒い靴がほしいと思ってたのですが、普通に靴屋さんで探してもなかなか気に入ったものがありませんでした。
でも、先日、「そうだ、どうしてたまのさんに注文しようと思わなかったんだろう」と気がつき、日本に帰る前に注文しておいたのです。

たまのさんとは不思議なご縁があって6年前位に、うちのアパートから外に出る坂道で偶然知り合いました。
今住んでいるアパートはちょっと変わっていて、坂になったところに、庭付きの低層アパートがいくつかならんでいるのですが、そのひとつに、数年前まで、靴作りの小さなアトリエがありました。
昔はパリでもよくあった靴のアトリエも、今ではもうここ以外にない、という場所だったために、たまのさんはよくそのアトリエに、自分の作った靴のかかとつけなどを頼みに足を運んでいたのです。
ちょうど私のところと同い年の女の子のお母さん、ということでも共通点が見つかって、それから仲良くお付き合いするようになりました。
たまのさんは、とっても自由奔放でアーティスティックで、それなのに地にしっかり足がついていて、エネルギッシュで慈悲深くて、自伝が1~2冊書けるほどの人生を歩んできている方です。
さらに、ご自身の作られる靴にそっくりあらわれている通り、なんともチャーミングで可愛らしい人です。

そんなたまのさんが、4月19日(金)~21日(日)まで3日間限定で、表参道のギャラリーで展示会を開きます。案内状の可愛いイラストもたまのさん作です。
お時間のある方はぜひたまのさんと、たまのさんの靴に会いに、行ってみて下さい。

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# by DegorgeRie | 2013-04-13 09:11

touche the rainbow

3月3日、雛祭りの日から日本に来ています。
3月10日にチャリティーイベントに参加いたします。
場所は、中目黒商店街のつきあたりにある癒し系のロハスカフェ、レインボーバードランデヴー。
私は、フランス雑貨の販売とアコーデオン演奏で参加させていただきます。
雑貨のほうは、日本未上陸のオランダの生活雑貨ショップ「HEMA(ヘマ)」パリ店からの買付けほか、スーパーのmonoprix(モノプリ)のエコバッグ、オーガニックなお菓子やハーブティー、キッチン雑貨、文房具、などなど。「touche the rainbow」というイベントテーマに合わせたカラフルな小物を選んできました。
アコーデオン演奏のほうは、フランンス映画の曲を中心に、ノスタルジックでふわっとした曲を4~5曲演奏させていただきます。
みなさま、お友達をお誘いあわせの上、ぜひぜひ遊びに来て下さい。
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# by degorgerie | 2013-03-07 11:58

監督の思い入れが超たっぷり、フランケンウィニー

奇才ティム・バートン監督の「フランケンウィニー」。
こちらフランスでもハロウィンの秋休みに合わせて公開され、早速子どもと2人見に行ってきました。
3Dと2Dと同時公開されているのですが、3Dがあまり好きではないので、普通の2Dで見ました。
愛犬スパーキーの突然の死に悲しむ主人公ビクターが、電気ショックによるカエルの蘇生実験を見て、自分もスパーキーを生き返らせようと試みるお話。
静止している物体を1コマ1コマ動かしカメラで撮影して作る、ストップモーションアニメ、という手法で撮られたこの映画。往年の日本の怪獣映画好きにはたまらない懐かしモンスターが出てくるわ、色彩も白黒だわで、なんともアナログな映像世界と、ナイト・メア・ビフォア・クリスマスに通じる不気味でかわいいキャラクターにすっかり魅了されてしまいました。
ティム・バートンをウィキペディアで検索すると、熱烈なゴジラファンだったり、無類の犬好きだったり、ということがわかって、個人的な思い入れが特別に込められた映画だということに納得。だって、スパーキーがあまりにも可愛いんだもの。
映画を見ながら、「あー、この映画好きー」。気がついたら涙がはらはらと落ちていました。
隣では私と同じタイミングで、子どもも必死に手で目をぬぐっていました。
シンプルでモロ直球なストーリーなので、子どもと一緒に見るのにもぴったりの映画。ただ、小さい子どもにとってはちょっとホラー映画っぽく怖い場面もあるかも。小学生以上だったら大丈夫かな。
そして、動物を飼っている方々には特に、涙なしで見られない映画かなと思います。


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# by degorgerie | 2012-11-07 06:30

3.11福島から歩き続ける

東日本大震災から1年。
今週末からしばらくは、フランスでも日本に関連した様々な催しが行われます。
パリ・ノートルダム寺院大聖堂で行われる東日本大震災のための夕べの祈りと、指揮者、佐渡裕とスーパーキッズ・オーケストラによる鎮魂のコンサート。
高田賢三氏主催による、パリ16区シャイヨー宮広場にて、エッフェル塔を前に行われる、黙祷と献花。
鎌仲ひとみ監督による原発をめぐるドキュメンタリー映画「ミツバチの羽音と地球の回転」の上映会。

フランスに住む日本人のための情報誌、ニュースダイジェストにもさまざまな催しの情報がのっていましたが、その片隅にあった小さな記事に目が止まりました。

編集部に持ち込まれた、弦短歌会福島支部の短歌集、「3.11福島から歩き続ける」。
会員14人は地震発生2週間後から互いの安否を気遣い、情報交換をしながら歌会を続け、リアルタイムな作品を大震災の記録として短歌集「歩き続ける」にまとめた。

二カ月の男の子殉職の父を知らず新盆の客われは抱き締む

将来に子を産めぬかと訴うる十五歳の頬のやわらかき紅

かき分けし汚泥の臭いマスクつく画面に映らぬ被災地をゆく

放たれし理由も知らで脚細き黒牛四頭海辺ひた走る

新しい水筒提げて園児たちは通園の肩に重たきも喜び

誰一人泣いてはいられず復興への厳しき道を歩み始める


他にも、「ベコ(牛)屋として、300頭の牛と運命をともにする」エム牧場の浪江農場長、吉沢正巳さんの記事がとても印象的で、読みながら何度も胸がつまりました。
よろしかったら読んでみてください。

☆ニュースダイジェスト No947 1年後の東日本大震災 被災地にて

3月10日(土)、私もパリ郊外にて、ハーモニカ奏者のNamiさんと一緒にチャリティーコンサートに出演させていただくことになりました。
日本、そして被災地のみなさまに思いを馳せながら心をこめて演奏したいと思います。
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# by degorgerie | 2012-03-09 07:48

福島県浪江町の民話「「歯型の栗」

昨年の大震災をきっかけに、YOUTUBEを通して、MBS(毎日放送)ラジオのたね蒔きジャーナルを毎日のように聴いています。おもに、京都大学原子炉実験所の小出裕章先生のインタビューを聴くためですが、他にも震災や原発に関連してさまざまな人のインタビューがあって、テレビでは得られない生の情報をたくさん得ることができて、ためになっています。
1月5日は、福島県浪江町から大阪府堺市に避難してきている民話の語り部・吉川裕子さんがゲストでした。
あったか~いお風呂に入ってるような心地いい福島弁から、明るくユーモアあふれるお人柄が伝わります。地元に昔から伝わる「歯型の栗」という民話を語ってくれましたが、思わず涙ぽろぽろ。吉川さんの家は、福島第一原発から7~8キロのところにあって、現在は警戒区域で立ち入り禁止となっているそうです。ご自身の被災体験も語られています。
毎日何ごともなく普通に日常生活を送られていた方に突然降りかかった4つの災難、地震と津波と原発事故と風評被害。その理不尽さになんともやるせない気持ちがあらためて湧いてきましたが、こういった福島の素晴らしい文化や土地のことば、人の思いが今後も日本のどこかでずっと伝承されていってほしいと願っています。


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# by DegorgeRie | 2012-01-06 19:08