電気が足りようが足りなかろうが、やってはいけない。

ネットで頻繁にお話を聞いているうちにすっかりファン(?)になってしまった、京都大学原子炉実験所の小出先生。今回は、小出先生のインタビューを2つご紹介します。
まず、毎日放送が電力会社からの圧力も顧みずに2008年に放送したドキュメンタリー番組「なぜ警告を続けるのか」。いろいろな角度から取材編集されていて、本当に素晴らしい番組でした。今、ネット上でも話題になっていますし、見られた方が多いと思いますが、私もご紹介しておきたいと思います。

☆なぜ警告を続けるのか 京大原子炉実験所・"異端"の研究者たち


そして、数日前からビデオニュースドットコムで無料配信されている「第524回トーク・オン・ディマンド 原子力のこれまでとこれからを問う」の小出先生のインタビューもすごく内容が濃かったです。
☆ビデオニュースドットコム

このインタビューでは、ジャーナリストの神保哲生さんが鋭く小出先生の人生に切り込むような質問をしていて、先生の学生時代、歩んできた人生を垣間見ることができました。神保さんも小出先生のファンなのではないか、と勝手に想像しているのですが。。。
インタビューの最後に小出先生が言われたことが心に深く突き刺さりました。

私は1970年に原子力はだめだと思って、何とかやめさせようと思った人間です。
すでにそれから40年経ちました。
いつかこんな事故が起きると私は警告してきたわけですが、とうとう起きてしまいました。
何とか起きないように、起きる前に原子力を止めたいと願いつづけてきたわけですけれども、
私の願いは届かなかった。
こんなことになってしまって何とも言葉がありません。
ただ、こういう事故が現在進行中でもあるのにかかわらず、日本でまだ原子力発電所が
動いています。
なんで動いているかと言うと、夏になって停電したら嫌だからとか、電気は絶対必要だから
という人がどうも日本人には多いということらしいですね。
そのことに関して私はデータをつけて、すでに発言をしていますが、今現在即刻
原子力発電所を全部やめたとしても日本の電力供給に何の支障もありません。
ですから、やめるのがいいと私は思いますが、でも私はそのことも実はどうでもいいんです。
電気が足りようが足りなかろうが、原子力なんていうものはやってはいけないというふうに
私は思っているんです。

そういうふうに日本人の人たちが思えないというのにかなりの絶望感を持って
現実に向き合っているという状態です。

小出先生、どうか絶望しないで下さい!
そんな風に思っている日本人ばかりではありません!!
どうか私達を見捨てないで下さい。
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# by degorgerie | 2011-05-04 08:01

福島の子どもたちの未来を願って。

福島出身のお友達が、福島の子どもたちを守るために一生懸命活動しています。
「20ミリシーベルト」撤回について、私もインターネットで署名しました。
チェルノブイリの子どもたちの映像は、本当に涙なくして見られません。
厚生労働省からの回答はゴールデンウィーク明けとのことですが、みんなの願いが届くことを祈っています。

☆チェルノブイリの子どもたちに何が起きたか。

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# by degorgerie | 2011-05-03 20:30

清志郎さんの命日に寄せて。

今日、5月2日は忌野清志郎さんの命日ということで、今日は、彼が歌った数々の原発ソングの中から2曲アップします。
早いものでこの偉大なミュージシャンが天国に召されてからもう2年が経ってしまいました。
彼を初めて生で見たのは、、当時若者にとって最先端の場所だった東京湾岸エリアにあった、インクスティック芝浦というライブハウスでした。
私がまた20歳くらいで、デザインの専門学校に通っていた時です。
この頃、私はシオンというミュージシャンをきっかけに泉谷しげるさんのファンになり、彼のライブに初めて足を運んだ時に、清志郎がゲストで来ていました。
その後、泉谷さんの追っかけというくらいにライブに通い、泉谷さんの朋友である清志郎さんの歌も自然に聴いたり、ライブに出かけたりするようになりました。

1988年、RC サクセションが「カバーズ」という、全曲洋楽ヒット曲をカバーしたアルバムを製作し、8月6日の原爆の日に合わせて発売する予定でした。 しかし、彼らの所属する大手レコード会社、東芝EMI から発売を拒まれて発売中止となりました。それはもちろん、東芝が建設に関わる原子力発電所を非難する曲が収録されていたためです。発売中止にあたって、「素晴らしすぎて発売できません」という新聞広告まで出されたそうです。その後、別のレコード会社から終戦記念日の8月15日のこのアルバムが出されることになりました。今回の福島原発の事故をきっかけに、またこのアルバムの売り上げがのびているそうです。

また、同じ頃、清志郎さんは(公式には清志郎によく似た謎の人物ZERRYとされていましたが)1988年に結成して話題を呼んだ覆面バンド、タイマーズを結成して、やはり反原発、反核ソングなどを歌い、あちこちでゲリラライブをやって盛り上がりました。

3.11以降の今の世の中で聴くには、あまりにタイムリーすぎる曲の数々。
天国の清志郎さんはこの混乱の世の中をどんな風に見ているでしょうか。
もし彼が今生きていたら、何をするんだろうか、とふと想像してしまうのは、私だけではないと思います。

☆サマー・タイム・ブルース
お友達のカオリちゃんが、ライブバージョンをアップしてくれたので、私はカバーズのアルバムバージョンをアップします。清志郎さんが当時ファンだった高井麻巳子さん(元おニャンコクラブ)、そして泉谷さんがコーラスに参加しています。聴きどころは間奏のところの、三浦友和さんのセリフです。


☆原発賛成音頭
タイマーズで歌っていたこの曲。すごいと思うのは、このコンサート、その名も、福岡電気ホールという、九州電力のものと思われる会場で行われていること。今はもうこのホールはなくなってしまったようですが。お客さんも異常に盛り上がっている人と、かなりひいているような人が見受けられます。

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# by degorgerie | 2011-05-02 16:44

レンヌと仙台、手を取り合って。

フランスのブルターニュ地方にあるレンヌ市は、仙台と姉妹都市になって40年以上経つそうです。
東日本大震災の後も、街頭でいち早く募金活動が行われ、市民の方々から莫大な募金が寄せられたという話も聞きました。
そんなレンヌ市で明日21日に、日本支援のチャリティーコンサートが開催されます。お友達のハーモニカ奏者、奈美ちゃんからお誘いを受け、私達もデュオで演奏で参加させていただくことになりました。
このコンサートのテーマは「手を取り合って」。QUEENの隠れた名曲「Let us cling together(手を取り合って)」にちなんでいます。
私達は、奈美ちゃんのハーモニカソロの曲の他、宮崎アニメの曲など日本の曲を何曲か演奏させていただくことになりました。
日本支援という特別なコンサートのため、急きょ日本の曲をセレクトしたのですが、弾いていて日本の曲って癒されるというか、やっぱりいいなあと思いました。私にとっては初となる大きなコンサートでの演奏になるので、今からドキドキですが、心を込めて楽しく演奏してきます。
ポスターに写っている私達2人の写真を撮ってくれたのは、お友達のカオリちゃん。昨年パリに遊びに来た時に、寒い雪の日にお願いしてうちの近所で撮ってもらいました。理由はわからないけれど、なぜかこのポスターでは画質が粗くなっていて残念ですが、すてきな写真を写してもらいました。
このコンサートには、ブルターニュを拠点に音楽活動や先生をされている尺八奏者のヴェロニクさんも出演されます。myspaceで演奏を拝聴したのですが、フランス人でありながら日本人の心のひだを繊細に表現されていてすごいと思いました。ヴェロニクさんと演奏される日本人の音楽家の方とお会いできるのも楽しみです。みなさんからたくさんよい音楽を吸収してこようと思います。
コンサートの翌日から数日はブルターニュの小旅行に行ってきますので、また帰ってきたら旅行のお話ができると思います。
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# by degorgerie | 2011-04-21 08:28

親愛なる友へ パリから心を込めて

うちのアパートのお隣さんであり仲良しの女友達のシャルロット。彼女はとっても日本びいきで、とっても個性的。ジャーナリストという職業を経て、工業デザイナーへの道を選び、現在はENSCIというパリにある国立高等工業デザイン大学でデザインの勉強をしています。大学の課題で、潜水艦をテーマにした工業デザインを選んだことをきっかけに、女性が滅多にのることのできない潜水艦に乗って何日も過ごす体験をしたり、そこから発展して3カ月南極へ行ったりと、普通の人がちょっと想像できないようなことに臆することなく次々と挑戦する姿にはいろいろと刺激を受けます。
先日、彼女から、うちの大学で日本への友情を込めた写真をみんなで撮るので来ない?と誘われたのですがあいにく忙しく行けませんでした。その時の写真を送ってくれました。
日本では千葉大学と交換留学をしているらしく、日本人の方々のお顔も見えます。
私の周りでも様々な日本への支援活動が動いています。
そういった活動をまたこのブログでご紹介していきたいと思います。
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# by degorgerie | 2011-04-15 18:08

パリのアコーディオニスト Rie のオフィシャルブログ


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