2012年 03月 09日 ( 1 )

3.11福島から歩き続ける

東日本大震災から1年。
今週末からしばらくは、フランスでも日本に関連した様々な催しが行われます。
パリ・ノートルダム寺院大聖堂で行われる東日本大震災のための夕べの祈りと、指揮者、佐渡裕とスーパーキッズ・オーケストラによる鎮魂のコンサート。
高田賢三氏主催による、パリ16区シャイヨー宮広場にて、エッフェル塔を前に行われる、黙祷と献花。
鎌仲ひとみ監督による原発をめぐるドキュメンタリー映画「ミツバチの羽音と地球の回転」の上映会。

フランスに住む日本人のための情報誌、ニュースダイジェストにもさまざまな催しの情報がのっていましたが、その片隅にあった小さな記事に目が止まりました。

編集部に持ち込まれた、弦短歌会福島支部の短歌集、「3.11福島から歩き続ける」。
会員14人は地震発生2週間後から互いの安否を気遣い、情報交換をしながら歌会を続け、リアルタイムな作品を大震災の記録として短歌集「歩き続ける」にまとめた。

二カ月の男の子殉職の父を知らず新盆の客われは抱き締む

将来に子を産めぬかと訴うる十五歳の頬のやわらかき紅

かき分けし汚泥の臭いマスクつく画面に映らぬ被災地をゆく

放たれし理由も知らで脚細き黒牛四頭海辺ひた走る

新しい水筒提げて園児たちは通園の肩に重たきも喜び

誰一人泣いてはいられず復興への厳しき道を歩み始める


他にも、「ベコ(牛)屋として、300頭の牛と運命をともにする」エム牧場の浪江農場長、吉沢正巳さんの記事がとても印象的で、読みながら何度も胸がつまりました。
よろしかったら読んでみてください。

☆ニュースダイジェスト No947 1年後の東日本大震災 被災地にて

3月10日(土)、私もパリ郊外にて、ハーモニカ奏者のNamiさんと一緒にチャリティーコンサートに出演させていただくことになりました。
日本、そして被災地のみなさまに思いを馳せながら心をこめて演奏したいと思います。
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by degorgerie | 2012-03-09 07:48

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