2011年 05月 04日 ( 1 )

電気が足りようが足りなかろうが、やってはいけない。

ネットで頻繁にお話を聞いているうちにすっかりファン(?)になってしまった、京都大学原子炉実験所の小出先生。今回は、小出先生のインタビューを2つご紹介します。
まず、毎日放送が電力会社からの圧力も顧みずに2008年に放送したドキュメンタリー番組「なぜ警告を続けるのか」。いろいろな角度から取材編集されていて、本当に素晴らしい番組でした。今、ネット上でも話題になっていますし、見られた方が多いと思いますが、私もご紹介しておきたいと思います。

☆なぜ警告を続けるのか 京大原子炉実験所・"異端"の研究者たち


そして、数日前からビデオニュースドットコムで無料配信されている「第524回トーク・オン・ディマンド 原子力のこれまでとこれからを問う」の小出先生のインタビューもすごく内容が濃かったです。
☆ビデオニュースドットコム

このインタビューでは、ジャーナリストの神保哲生さんが鋭く小出先生の人生に切り込むような質問をしていて、先生の学生時代、歩んできた人生を垣間見ることができました。神保さんも小出先生のファンなのではないか、と勝手に想像しているのですが。。。
インタビューの最後に小出先生が言われたことが心に深く突き刺さりました。

私は1970年に原子力はだめだと思って、何とかやめさせようと思った人間です。
すでにそれから40年経ちました。
いつかこんな事故が起きると私は警告してきたわけですが、とうとう起きてしまいました。
何とか起きないように、起きる前に原子力を止めたいと願いつづけてきたわけですけれども、
私の願いは届かなかった。
こんなことになってしまって何とも言葉がありません。
ただ、こういう事故が現在進行中でもあるのにかかわらず、日本でまだ原子力発電所が
動いています。
なんで動いているかと言うと、夏になって停電したら嫌だからとか、電気は絶対必要だから
という人がどうも日本人には多いということらしいですね。
そのことに関して私はデータをつけて、すでに発言をしていますが、今現在即刻
原子力発電所を全部やめたとしても日本の電力供給に何の支障もありません。
ですから、やめるのがいいと私は思いますが、でも私はそのことも実はどうでもいいんです。
電気が足りようが足りなかろうが、原子力なんていうものはやってはいけないというふうに
私は思っているんです。

そういうふうに日本人の人たちが思えないというのにかなりの絶望感を持って
現実に向き合っているという状態です。

小出先生、どうか絶望しないで下さい!
そんな風に思っている日本人ばかりではありません!!
どうか私達を見捨てないで下さい。
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by degorgerie | 2011-05-04 08:01

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