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きゅうりの行方

先日1年以上ぶりの更新が、どういうわけかきゅうりの話題だったのですが、その後の報告を少し。
週末に友人の別荘で食べるつもりで持って行ったきゅうりは結局食べずに持ち帰り、昨夜、我が家で食べてみました。ネットでレシピをあれこれ見て迷ったあげく、オクラときゅうりのひんやりスープときゅうりの中華漬けの2品を作ってみました。
スープはパパきゅうりを半分使い、輪切りにして塩もみしたきゅうりと、同じく輪切りにしたオクラを牛乳ベースの冷たいスープに浮かべるというもの。中華漬けは、ママきゅうりと子きゅうりの2本に塩をまぶし板ずりし、乱切りにしてからたれに漬け込みました。
ここから急に話は飛びますが、この板ずりって、はじめ固かったきゅうりが塩を擦り込まれて、次第に人間の肌をすりすりしているみたいに柔らか~くなってくる感じがちょっと気持ち悪くないですか?まるで雪山で死にかけてる人を見つけて「オイ!生きてるのか?」とか言いながら腕をさすっているうちに、あっちの世界に半分足をつっこんでいた人がこっちの世界に戻ってくるような感覚なのですが、私だけの妄想でしょうか。
さて、お味の方ですが、まずくはありませんでした。でも、きゅうりの持ち味を料理に生かすためにはもっと研究しなければならなそうです。もしくは、あまり凝った料理をするよりは、となりのトトロのメイちゃんみたいに、採れたてをガブッてまるかじりするのがいいのかも。
このきゅうり、切ってみると、皮の固さに対して中はめちゃくちゃみずみずしくやわらかいんです。そして、メロンの種によく似た種が結構たくさん入っています。
パパきゅうりがまだ半分あるので、楽しみがちょっと残っているのですが、ネットでレシピを検索していたら、にんじんと玉ねぎときゅうりの千切りをコンソメで煮てかき卵にするスープが紹介されていて、「駅前の喫茶店のランチについてくるスープをイメージしました」というコメントがツボに入って、俄然作ってみたくなりました。
きゅうりの行方_c0085370_928581.jpg

by degorgerie | 2008-08-19 09:54

パリのアコーディオニスト Rie のオフィシャルブログ


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