わたしの まちがいだった

わたしのまちがいだった
わたしの まちがいだった
こうして 草にすわれば それがわかる

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八木重吉「草にすわる」

1ヶ月くらい前にNHK教育テレビの幼児番組「にほんごであそぼ」の主題歌が
こんな詩に変わりました。
1898年生まれでたった29歳で亡くなったこの詩人がどんな思いで書いた詩なのか
わからないけれど、はじめて聞いた時、はっと胸をつかれました。
そしてなぜかまっさきに心に浮かんだのは、今まで一生懸命、原子力発電を開発、
推進してきた人たちのこと。
この人たちが、ある日ふと歩みを止めて、たくさんのいのちが息づく草はらに腰をおろし、
小さな虫に手を伸ばし、こんなことを思ってはくれないか、と。
一行目と二行目の行間にある思い。
わたしの、のあとにほんの一瞬おとずれる、ためらい。

写真は、先日のサロン・デュ・ショコラの子どものアトリエで、オクターヴが作ってきた
ショコラの小宇宙。
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Commented by saheizi-inokori at 2011-11-11 09:33
しょっちゅうそんな思いに、、。
Commented by Rie at 2011-11-11 10:14 x
☆佐平次さん
私もです。自分もそれにきちんと目を向けようとしてこなかったと
いう点では同じだとも。
Commented by saheizi-inokori at 2011-11-11 10:56
ああ あのときのあれは アイツじゃなくて 俺だった 悪かったのは俺なんだ
気がついたときはもう遅い
でも気がついて良かった
Commented by kaorise at 2011-11-12 00:15
オクターブやるね〜あいかわらず上手です。
くさはらに座る日本人が少なくなってしまったんですよ、、
というより、草原じたいが少なくなってしまった。
自然とつながっていれば、わかることも沢山ありますよね、、
Commented by Rie at 2011-11-13 09:28 x
☆佐平次さん
そういうことに何年とか何十年とかたって気がついたりすることが
私もあります。そして、ああ、こんな自分も少しは成長したのかな、
と思ったりします。
Commented by Rie at 2011-11-13 09:42 x
☆カオリちゃん
小さい頃は実家のまわりに、草はらや雑木林がたくさんありました。
でもそういったものは大きくなるにつれて、無駄なものとみなされて
マンションが建ったり、駐車場になったりしていきました。
小さな頃に自然の中で培ったこと、身体で覚えたことが今になっても
目に見えないところで役立っているのじゃないかと思えるのですが、
今の都会に住んでる子どもたちもそういう体験を少しでもしていって
欲しいなと思います。
ヨーロッパでは庭園の作り方を見てもわかるように、人間は自然を
支配する、という考え方に基づいていると言いますが、日本では、
人間は自然の一部である、という考え方を本質的に持っていると
聞きました。すごく素晴らしい感性だなと思います。
by DegorgeRie | 2011-11-11 09:02 | Comments(6)

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