クリスマスを待ち望むカレンダー

c0085370_10201727.jpg

アドベントカレンダーのことを、フランスでは、calendrier de l'Avent(キャロンドリエ・ドゥ・ラヴォン)というそうです。
アドベント(待降節)カレンダーとは、待ち望んだイエス様の誕生日(クリスマス)までを約1か月かけてカウントダウンするカレンダー。毎日、今日の日付のところを開けていくと、そこには、お菓子や小さなおもちゃや、神の御言葉など、サプライズが隠されているのです。

私がこのカレンダーの存在を知ったのは、確か今から15年前くらいに、クリスマスシーズンに立ち寄ったソニープラザの店先で。毎日サプライズのお菓子が入っているカレンダーなんて、なんてステキ!などと、乙女のように喜んで、大人のくせにいそいそと買ってしまいました。私の見つけたカレンダーは、煙突のあるヨーロッパ風の家の模型の形になっていて、家のあちこちに日にちが散らばっていて、日にちを探すところからしてわくわくできる仕掛けになっていました。

そんな遠い日の出来事はすっかり忘れていたのですが、11月末に日本からフランスに戻って来るとフレデリックが、「早くアドベントカレンダーを買わなきゃもう12月になっちゃう」と言ってひとり慌てふためいているのでした。彼としては何としても、今年は子供にアドベントカレンダーの楽しみを味わわせてあげたいと思っている様子。しかも、お菓子メーカーが作っているようなのはダメで、自分たちでサプライズを入れて毎年使えるタイプ。
ところが何しろ、彼はいつも間際にならないとお尻に火がつかないタイプ(私も人のことは言えないけど)。あっちこっちのお店を回っても、どこも好みでなかったり品切れだったり。
そしてとうとう、明日から12月という日曜日。ほとんどのお店がお休みとなるフランスの日曜日に、午前中だけ空いているモノプリ(フランスで一番ポピュラーなスーパー)を探してついにゲットしてきました。いつも休みの日は12時間睡眠が当たり前の彼なのに、よっぽど執着するものがあったのでしょう。

どんなのを買って来たのかと思ってみれば、これがとっても素朴でカワイイ。
ベニヤ板とボール紙で作られた簡素な作りですが、もみの木をかたどったデザインにサンタクロースが左右からよじ登っていて、引き出しがピラミッド状についている。引き出しの絵は金色の小さな丸いつまみがポイントで、それが、サンタさんの鼻に見えたり、くまさんの首の鈴だったり。

子供も毎日開けるのが楽しみなようだけど、私も明日は引き出しに何を入れようかと考えるのが楽しい。それに、このカレンダー、手作りする人も結構いるみたいです。
こんな風に親子でクリスマスを待ち望む習慣もいいなと思います。
c0085370_102113.jpg

[PR]
by degorgerie | 2008-12-23 10:31

パリのアコーディオニスト Rie のオフィシャルブログ


by Rie
プロフィールを見る